今となってはメジャーとなった出会い系のマッチングサイト(アプリ)の記事に、プロフィール写真は「自撮りではなく誰かにお願いして撮ってもらうべき」という内容のものがありました。
一体、自撮りと誰か別の人に撮ってもらった写真では何が違うのでしょうか。
カメラをいじりまくっている僕が発見したことを紹介したいと思います。
スマホのレンズは広角レンズぎみ
スマホでカメラを撮るとき、何気ない風景が撮りやすいと感じたことはありませんか。
もしかすると、普段使っているスマホの画角が当たり前になってしまって、撮りにくいとは何かが分からない場合もあるかもしれません。
スマホのレンズは広角レンズ、つまり広い範囲の写真を撮ることができるレンズを搭載しています。広く映せる分、大抵の被写体は切れてしまうことなく、写真に納まると思います。
広く撮ることができるレンズは風景をダイナミックに映せるというメリットがあります。
これはレンズが持つ特性(歪み)により、写真で映す風景が裸眼で見た風景と違って映るためです。誇張されるという表現が正しいのかもしれません。
広角レンズのこの特性は表現を豊かにしてくれるとても素晴らしいものです。
しかし、この特性が顔写真を撮る場合に足を引っ張ることがあります。
広角レンズ特有の歪みが顔を引き延ばしてしまい、輪郭の形が変わってしまったり、顔が大きく写ってしまったりします。
歪みを利用してお子様の顔などを可愛らしく映すこともできるのですが、第一印象が大切なプロフィール写真には向かないでしょう。
このデメリットが自撮りをした際に出てしまうことがあります。
距離が近い、もしくは写真の外枠に近いほど顕著に歪みが出ます。
歪みを回避しスリムに見せるためにも、プロフィール写真は少し離れた位置から誰か別の人にお願いして撮ってもらう方が良いでしょう。
客観的に自分を映してもらう
自分が認識している自分と他者が見ている自分はまた違ったものです。
自分が認識している自分は、あくまで自分だけにしか通用しません。
マッチングアプリは結局、他人に自分の魅力をアピールする必要があります。
別の人に客観的に映してもらうことで、より綺麗に映る写真にすることができるでしょう。
お願いした人に撮ってもらったベストショットをもらってください。
特に、自撮りショットは見え方次第ではナルシストっぽく映ってしまうことがあります。
そのような映り方はよい印象を持たれないようです。
僕はナルシストな方、結構好きですが・・・笑
+α カメラマンに撮ってもらった場合
カメラマンに撮影をお願いするとどうなるのか。。。
画質でしょうか?
昔は携帯電話やスマートフォンの画質が荒かったこともあり、画質の面でプロにとってもらった方が良かったのかもしれませんが、現在普及しているのスマホレベルの画質があれば、マッチングサイトのプロフィール写真には十分でしょう。
では、どこが違うのか?
レンズの違い
先ほどスマホは広角レンズを搭載しているため、歪みが出やすいと書きました。一方でカメラマンの一眼カメラの場合は、レンズを変えることができます。望遠レンズを使い、歪みが少なく、より見た目に忠実に映すことができるのです。
また、レンズによって背景のボケやすさが変わってきます。
カメラの本体の値段よりも高いレンズをカメラマンは持っています。
それらの機材の力の合わさって、素敵なお写真が誕生するのです。
自然で被写体が際立つボケ感の写真になるでしょう。
写真の仕上げ方の違い
スマホにはすぐに加工できるアプリがたくさんあります。
お写真の肌の質感などの加工をされている方も多いと思います。
カメラマンも実は同じように撮った写真に対して、レタッチという一部補正・修正などの作業を行っています。
スマホの加工アプリは、プロが行っているレタッチを簡易的にしたものですが、カメラマンはより細かなレタッチを行うことができます。
ホクロを消したり、シミやシワや毛穴まで目立たなくすることができます。
カメラマンは動き回ってシャッターを切って終わりではなくて、このような作業までおこなっているのです・・・・汗
なので、二つ目の利点は、レタッチで細かな仕上げをやってもらえることです。
顔が美しく見える光の向きを知っている
カメラマンは、とにかく光を意識しています。
時にはストロボ(フラッシュ)をたいたりして、より美しいお写真を撮ります。
とても難しい技術だったりするので、光を読む点で差が出るかもしれません。
光の向きや質によって顔が立体的に映ったり、しわなどが目立ちにくくなったりします。
その知識を活用したお写真ができるのも、カメラマンに頼むメリットと言えるでしょう。
プロフィール写真は撮ってもらおう
プロフィール写真については、やはり誰か別の人に撮ってもらった方が良いでしょう。
スマホの形がよっぽど変化しない限り、広角に強いスマートフォンという立ち位置は今後も変わらないと思います。
そして、自撮りではやはり近すぎて歪んでしまいますので、歪みを回避する方法を取った方が良いと思います。
宣伝になってしまいますが、、カメラマンによる撮影もぜひご利用くださいませ!