関東に大雪が降った翌朝、カメラを持って散歩してきました。
散歩のお供は、PENTAX K-1 II とPENTAXが誇るLimitedレンズ、HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedです。
めったに雪の積もることのない関東平野部。
朝起きてカーテンを開けると、白く美しく輝いた景色に心が躍りました。
メーカーのサイトには、HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedのレンズの説明で、
コントラストが高くメリハリがあり、その場の空気感を映し出す
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/lens/k/wide/hdpentax-fa-31/ より
とあります。
久しぶりに降った雪景色をその場の空気感を記録するのにピッタリだと感じ、持ち出すことにしました。
美しいぼけ
まずは被写体に寄って開放で撮ってみました。
明け方、雪にLEDランタンを置いてみました。
ランタンまわりの雪がしっかり描写されていて、雪のふわふわした感じが伝わるかと思います。
背景にかすかに朝の光が入っているのも良いですよね。
背景に何があるのか、何が起こっているのかをぼかしつつも絵に込めるというのが、思い出を撮る上で大事だと思います。
丁度良く被写体を際立たせてくれるレンズだなと感じました。
雪が積もった柚子。
積もった雪が繊細に描写されていて、雪の結晶まで見えるのではないかと思ってしまいます。
朝日が優しく丸ボケになっています。
雪を手に取り、投げてみました。
キラキラと輝く雪が幻想的です。
手は死ぬほど寒かったですが、、、
AFはあまり速いレンズではないので、ピント位置を決めておき、雪を投げる形で撮影しました。
風景写真
雪が積もった道とタイヤの跡。
朝早くに軽トラックが一台通ったんでしょうね。
そんな風景が思い浮かびます。
実際いるんですよ。
雪で畑仕事もできないだろうに、畑に向かって爆走していく軽トラック笑
たぶん白銀の世界を車で走るのが楽しいんだろうなと、勝手に思っています。
こちらは、木から雪がさらさらっと落ちる瞬間です。
雪が降った翌朝は雪が溶けだして、こんな風景が見られます。
これぞまさに、その場の空気感を映し出せた写真ではないでしょうか。
凍った水たまりにぐっと寄ってみました。
氷の冷たさや固さが伝わりそうです。
それにしても細かいところまでよく描写してくれますね。
これを撮影しているあたりで、スニーカーから水がしみ込み、足の指先が冷たくなってきました。。。
記憶が呼び起こされました。。。
逆光
逆光で絞って光をウニウニさせるのも面白いレンズだと思いました。
こんなに綺麗に撮れてるのも、HD化されたおかげ??
雪の積もった木を、力強くダイナミックに表現できました。
おそらく31mmがぴったり合っていたのだと思います。
日が当たって伸びた影もリアルに描写されています。
今このブログを書きながら、この日の朝を思い出しています。
記憶を呼び起こさせる、不思議な絵を作り出してくれます。
公園の真ん中の一本の木。
いつもはあまり目立たたない木なのですが、この日は主役になっていました。
雪は世界を変えます。
HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limitedは写真を変えます。(べた褒め)
このレンズの魅力、少しでもお伝えすることができていたら嬉しいです。
もし、レンズを検討されている方で、こんなものを撮ってみて欲しいなどのご要望がございましたら、コメント頂けるとありがたいです。
この日の写真をInstagramでリールにして投稿しております。
ご覧頂けたら嬉しいです。