いきなりですが、カメラを買うと、動物園が楽しくなります。
「君に決めた!」と
自分が選んだ、相棒(カメラ)とフィールド(動物園)に出かけていくことは、いつの日にか夢中になったポケモンを重ね合わせてしまいます
動物園の撮影では、子供以上に子供になれてしまうのです。
今回は、何十回と動物園に撮影に通った僕が、動物撮影のおもしろさと、おすすめレンズ・焦点距離についてご紹介します。
動物を間近で見られる
動物園なんだから、当たり前でしょ?
って思われてしまうかもしれませんが、望遠レンズをのぞくと、
動物の毛の一本一本から、細かい仕草までしっかりと見えるんです。
肉眼では気づけなかった、思わぬ発見があります。
写真はミーアキャット。
他のミーアキャットが寝ている中、このミーアキャットだけ起きていました。
寝ている間に敵に襲われることのないよう、起きてて周囲を見張る役がいるのだとか。。。
ミーアキャット界にも、社会のようなものがあるのですね。
動く被写体を撮る練習になる
動く被写体を撮ることは、最初は難しいです。
僕も最初動く被写体を撮るのに苦戦していまして、
幼稚園・学校などでお子様の撮影をされている先輩カメラマンに相談したところ、
「動きものの撮影練習をするなら、動物園だ。猿山の猿だ」
というアドバイスを頂きました。
僕は週末になる度に動物園に通うようになりました。
通うようになってくると、これくらいの速さで動く被写体を撮影する時のシャッタースピードは1/500だなとか、1/1000だなとかっていうのが大体わかるようになってきます。
プロのカメラマンのカメラの練習の場にも実はぴったりです。
もちろんプロに限らず、カメラの練習の場として最適ですよ。
写真はプレーリードッグです。
背中に餌の草が乗っています😊
かわいいですよね?
意外とリーズナブル
動物園は大人になってからほとんど行かなくなっていたので、入場料がいくらくらいなのか、分かりませんでした。
動物園に通い始めた時、真っ先に思ったことは、
こんなに安いんだ!
でした。
動物園は市営だったり、公営の機関がやっていることが多いということが分かりました。
安い動物園だと500円以下で入場できます。
節約にもってこいの趣味です✨
写真はアルパカです。
つぶらな瞳がとっても可愛いです。
ずっと見ていられます。
おすすめの焦点距離
動物園の撮影で個人的に一番使えると感じたレンズは、
焦点距離200~300mmの望遠レンズです。
僕のカメラはPENTAXですので、使っている方は少ないかもしれませんが、
どのメーカーでも200~300mmのレンズは出ていると思います。
動物の表情もしっかりと切り取れますし、このあたりのレンズが動物園撮影では丁度いいのかなと思います。
また、柵などのない、ふれあい動物園のようなところでしたら、寄れるレンズがあると面白いです。
レンズの最短撮影距離を見ると、そのレンズがどれくらいまで被写体に寄ることができるのかがわかります。(レンズの限界を超えて近づいてしまうとピントが合いません。)
自分のレンズがどこまで寄ることができるのかを知っておくことは、大切なことです。
最短で0.139mまで寄れるレンズで撮影した写真がこちらです。
ヤギが草を食べる瞬間のダイナミックな写真になっているかと思います。
僕は、動物園撮影においてはAPS-Cのカメラもよく使います。
APS-Cでは焦点距離は約1.5倍した数値になりますので、フルサイズのカメラよりも望遠で撮影することができます。
SNSで写真を使うなど、よっぽど大きく写真をプリントする必要がなければ、フルサイズである必要はありません。
APS-C でもマイクロフォーサーズでも十分です。
レンズを決める時の焦点距離は、レンズの型式にも書かれていると思います。
APS-Cやマイクロフォーサーズに装着した場合に何ミリ相当になるのかも書かれていることが多いので、メーカーのサイトなどをよくチェックしてみてください。
参考までに載せておきます。
僕が良く使うカメラ・レンズは、
PENTAX K-3 II (APS-C)、K-1 II (フルサイズ)
HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3ED PLM WR RE
HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited (寄れるレンズ)
動物園は最高のフォトスポット
いかがでしたでしょうか?
動物撮影に夢中になると一日中動物園に居られてしまいます。
またSNSで多くの方にいいねだったり、コメントだったりの反応を頂けるようになります。
最高のフォトスポットなのではないでしょうか。
お子さまが楽しく動物を観察する場所でもありますので、お子さまが見たがっている時は笑顔で場所を譲ってあげてくださいね😊
動物園での写活、はじめてみませんか?