僕は、現在カメラマンをしていまして、いわゆる“好き”を仕事にしたタイプの人間の一人です。
好きを仕事にするために犠牲にしたこともありますし、楽なことばかりではありませんでした。
多くの人に反対されましたし、今でも僕がコケるのを楽しみに待っている人もいると思います。
アルバイトや会社員として様々な組織での仕事を経験してきましたが、僕は残念ながら楽しそうに働く人に出会うことはできませんでした。
辛いからこそ仕事なのであって、楽しくないから給料が発生するんだ。それが常識で、普通なことなんだ。上司や会社の人に言われました。
そんなこと考えるより、さあ手を動かせ。と・・・
そんな社会人生活の最中、僕はあるカメラマンに出会いました。
とても楽しそうに仕事について話していて、とても楽しそうに人の前に立っていました。
もちろんその姿が本当の姿であったのかは、わかりませんが、僕は信じたいと思いました。
楽しそうな姿。楽しそうな表情を。
僕にとっては、そのカメラマンは社会という暗闇の中の唯一の光でした。
こんな人間になりたい。
僕が社会人になって出会った、初めてのオトナでした。
ネットで好きを仕事にしようと思った時に調べて出てきたのは、
好きなことをガンガンやっていけと背中を押してくれるブログや動画。
一方で、社会人の出世レースから脱落した人の末路記事・・・。
親戚や会社の人、友達などは大体後者の意見でした。
えんとつ町のプぺルのお話ではありませんが、、、
少数派・異端は排除されます。
その理由も、えんとつ町もプペルで描かれていますが、
まさにその通りだと思います。良い映画なのでご覧ください。。
僕は、強い逆風を感じながらも憧れのカメラマンになることにしました。
そして、好きを仕事にしてみて気付いたことがあります。
好きを仕事にすると好きを仕事にした人が寄ってくる
飛び込んでみて、驚いたことなのですが、
好きを仕事にしてから、自然と関わる人のタイプが変わりました。
業種を変えたということも、要因の一つではあるとは思いますが、SNSで繋がる方や仕事を依頼頂ける方には、好きを仕事にしている方が多いです。
とても楽しそうに仕事のお話を話しておられて、こちらも嬉しいです😊
そして、困ったときには、
そんな人々が手を差し伸べてくれます。
どうやら、異端者をつぶそうとする人ばかりではないみたいです。
むしろ、そういう人々とは違った人々で違ったコミュニティが存在しているのかもしれないなとも感じました。
生活費以外にお金がかからなくなる
それ以前は、趣味の為にお金を稼いで、ストレス発散で趣味にパーっとお金を使う毎日を送っていたのですが、以前のようなお金を散財しないと解消しないようなストレスはなくなりました。
もちろん、お金を頂いてお仕事を行っている以上、プレッシャーやストレスを感じながら撮影をすることも当然ありますが、好きなことを仕事としているので、穏やかな心で仕事をできています。
趣味を新たに作らないかぎりは、休日に大金を使うこともありません。
そういう意味では、好きを仕事にしてしまうのは、究極の節約術かもしれませんね。
オフの時間が大事になる
僕はまだ独身なので問題はありませんが、結婚して家族と生活するとなると、オンオフの切り替えは無理やりにでも作る必要があると思います。
仕事の日でも休みの日でも、心のオン・オフはあまりなくなりました。
出勤の前日に憂鬱になってしまう、いわゆるサザエさんシンドロームみたいなものを最近は感じていません。
でもこれは、カメラという身近なものを仕事にしてる以上、いつでもオンの状態でもあると感じます。
常にInstagramの投稿を意識していたり、友達とのお出かけ中、撮ることばかり意識してしまったり、、、
きっと今の状態で結婚したら、奥さんもその先に誕生するであろう子供も、退屈だろうなぁと思います。
それに意外と自分で気づかぬうちに体に疲労をため込んでしまっていることもあります。(たまに、めっちゃ体調を崩します)
そういったことを防ぐためにも、好きなことから手を引く日を意識的に作っていくことが必要なんだろうなと感じます。
踏み出すと決めた人を応援したい
思い付きで書いた記事ですので、何のまとまりもありませんが、
好きを仕事にして気付いたことについて、この書いてみました。
自分が色々と助けて頂いた分、応援できる時には手を差し伸べられる人間になりたいと思っています。
僕にできることは写真を通してのことなので、
好きを仕事にするにあたって、プロフィール写真など必要な時にはぜひ相談してくださいね📷
https://our-photo.co/photographers/SmileHiro
Instagramも頻繁に更新しておりますので、繋がって頂けますと嬉しいです。