レンズを買う際に注目するポイントの一部が、焦点距離や絞りになるかと思います。
明るいレンズで撮れれば、背景をぼかすことができるのは、多くの方がご存じのことと思いますが、カメラと被写体との距離・被写体と背景によってもボケ方は変わってくるのです。
今回は、APS-C(K-3 II)を使用して焦点距離約53.5mm(35ミリ判換算)の二本のレンズを使って絵を比べてみたいと思います。
使用するレンズが、
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedと、
Sigma18-35mm F1.8 DC HSM です。
Sigmaのレンズはズームレンズですので、望遠側35mm・絞りF2.8を使い、比べてみることとします。
大きな特徴の違いについては、HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limitedはマクロとついている通り、寄って撮影をことができます。とは言っても、35ミリ判換算53.5mmなので、マクロレンズというより寄れる標準レンズといった感じです。
レンズと被写体の距離、最短撮影距離を比べてみると、
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited:0.139m
Sigma18-35mm F1.8 DC HSM :0.28m
の違いがあります。
最短最小距離より近寄るとピントが合わなくなります。
寄ってみた
さっそくシグマのレンズでピントが合う限界まで寄ってみました。
植物の葉っぱの先端にピントを合わせています。
ピントがある位置がシャープで、周辺から柔らかくぼけています。
意外と寄ることができてビックリしました。
このレンズはズームレンズでありながら、最小F値F1.8を実現した凄いレンズなんです。
こんなに寄ることができたとは。。。
シグマさん、すごい。。
今度は、もっと寄れるレンズ HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited でさらに近づいて撮影してみました。
背景がいっそうぼけてうるさくなくなっています。
やっぱりレンズにMacroとついているだけあって、グッと寄るとマクロ的な映りしますねぇ😊
葉っぱの先の毛までしっかりと見えます。
本当はもっと寄れちゃうんです。
今度はもっと寄ってみましょう。
もっと寄ってみた
これでも十分寄れていると思います。
寄れるレンズでもっともっと寄ってみると・・・
わぁお!
しずくまで、しっかり見てとれます!
寄れるれレンズ(マクロレンズ)っておもしろい!って改めて思ってしまいました。
また、レンズの沼に足をとられそうです・・・。
いろいろ撮ってみた
いろいろと撮ってみました。
小さいものを撮るのには、やはり寄れるレンズは最適ですね。
ただ今回使用したシグマのレンズも0.28mまで寄れるので、例えばお子様などを撮影するのには十分だと思います。
人物撮影で、Sigma18-35mm F1.8 DC を使うときに寄れなくて困ったことはありません。
動物の写真などで、グッと寄ってインパクトを出したい時には、寄れるレンズは面白いです。時々使います。
ご覧頂きありがとうございました。
このブログは、カメラ機材などを使い、興味が沸いたことを自由研究みたいな感覚で更新しています。
ぜひまた遊びに来ていただけたら嬉しいです。