カメラをはじめて5年ほどになるのですが、それくらい長く使っていると後悔する失敗をたくさんしました。
カメラをこれから買おうと思っている方、カメラを買って間もない方に同じ失敗をしてほしくない為、僕の体験談をもとに注意すべき点を紹介していきます。
カメラを買う際
一眼レフかミラーレスか
僕は、初めてカメラを買う際には、実際にカメラ屋さんに行って実物を持ってみてから購入することをお勧めしています。
カメラ屋さんに行くと、必ず一眼レフとミラーレスという文字を目にします。
一眼レフはカメラの中にミラー(鏡)が入っていて、レンズから入ってきた光が、カメラ内部のミラーに数回反射し、ファインダーをのぞいている自分の目に届くようになっています。
では、ミラーレスは何かというと、その名の通りミラーがレス(ない)ということです。
一眼レフの内部に備わっていたミラーを取っ払ってしまった形のカメラがミラーレスカメラになります。
ミラーレスカメラにもファインダーが付いていますが、そこに見えるのはリアルタイムで映し出される映像になります。(一眼レフカメラは実際の風景が見れます。)
従来のカメラの姿である一眼レフカメラから改良した形がミラーレスであり、現在多くのカメラメーカーはミラーレスカメラの開発に着手しています。
そのメリットは、ミラーがない分、軽量であること。ミラーレスを撮る際に見れる映像ではこれからとる写真の結果が見れる為、失敗が少なくなることなどがあります。
ほとんどのカメラメーカーの主流がミラーレスになっておりますので、今後の機材の新作に期待ができます。
僕は、そんなカメラメーカーがミラーレスに移行していたいう流れを知らず、一眼レフカメラを購入してしまいました。
本当に今、ミラーレスカメラを使う方が大変多いので、少し後悔しました。
おまけに、僕の使用しているカメラメーカーは「今後も一眼レフ一本でいく!」という宣言を出しました・・・汗 PENTAXというのですが・・・
でも、今となっては一眼レフも使いこなせますし、僕的には一眼レフで困っていることはありません。撮影において楽をしたいなと思うようになったら他社製のミラーレスを検討してみようと思います。。。
なので、「どうしても一眼レフ!」という変わり者でない限り、ミラーレスカメラをおすすめします。
その事実を知ったうえで一眼レフで行こうと決める頑固な方、僕はとっても好きですよ😊
カメラのセンサーサイズの違い
カメラ屋さんでカメラの実物を見てもらうと、機種の仕様表に「35㎜フルサイズセンサー」もしくは「APS-Cセンサー」と記載があるはずです。
そちらにぜひ注目してもらいたいのです。
カメラにはセンサーを積んでいて、カメラのスペックによってサイズが異なります。センサーのサイズが違うと、同じレンズを使っていても撮れる写真の画角が異なります。
下の画像の左がフルサイズ・右がAPS-Cの画角です。三脚で固定し同じ場所から同じレンズ(焦点距離50㎜)をつけて撮っています。
APS-Cの方がセンサーが小さいので、周りがトリミングされたような画角になっています。望遠よりになったともいえます。
販売されているレンズの作品例は主にフルサイズを使用していますが、レンズを買うときのお写真がどのセンサーサイズで撮られたものなのかを意識する必要があります。
僕はお店にあったレンズの作品例(フルサイズで撮ったもの)が素敵でレンズを買ったのですが、自分が持っているカメラのセンサーサイズがAPS-Cだということを知らず、「作例みたいに撮れない!」と苦戦したことがあります。レンズが10万円ほどしたので、とてもショックを受けましたが、APS-Cで撮れる画角も好きになってきたのでそのまま使いました。
ちなみにプロが使う機材はフルサイズの場合がほとんどです。
大きく印刷した際に画像が荒れにくいというメリットがある分、価格はAPS-Cよりも高いです。その点、注意が必要になります。
もし、金銭的に余裕があるのなら、僕はフルサイズのカメラのご購入をおすすめします。レンズもフルサイズを基準に作れていることが多いですし、フルサイズだからこそできる表現が多いです。
APS-Cでカメラを始めてからフルサイズに移行しようとすると、その分費用がかかってしまいます。後悔しない選択をしていきたいものです。
カメラを買った後
レンズをカメラから外してそのままにしてしまう
一眼カメラの特徴としてカメラからレンズを取り外せる点があります。
僕はレンズを新しく買った際に、外したままキャップを付けずにそのままにしてしまいました。
カメラは、埃がカメラにもレンズにも入らないようにしないといけないのです。
入ってしまうと、写真に点やにじみとなって映ってしまいます。
付け替えたらキャップを付ける。
また、埃が多い場所では付け替えをしないようにしましょう。
カメラを落としてしまう
これは致命的な失敗になります。
最悪の場合、自分の愛機とさようならをしなければなりません。
レンズはものによってはかなりの重量になります。
必ずストラップを首にかけるか、手首に巻いていざというときに備えましょう。
レンズをカビさせてしまう
レンズを湿気の多いところに放置してしまうと、レンズにカビが生えてしまうことがあります。
そうなってしまうと自分では取り除くことが難しく、場合によっては買い替えの必要が出てきます。
レンズ・カメラは防湿庫で保管しましょう。
防湿庫が高くて購入に戸惑う方は、気密性のある衣装ケースでも代用可能です。
必ず乾燥剤と一緒に入れて、カビの発生を防ぎましょう。
レンズは綺麗な状態で使用を続けていれば、いざという時に高く売れることもあります。
レンズの価値を落としてしまうことのないよう、適切に保管しましょう。
カメラを大切に
いかがでしたでしょうか。
カメラは決して安くないものです。
財産と言っても間違いではありません。
カメラのことを知って大切に扱っていきましょう!